
「ロールケーキの仕込みは、熟練スタッフがつきっきりでないとできない」や「仕込みは、あの人がいないとできない…」というお悩みはありませんか? 今回は、
洋菓子製造会社様が抱えていた仕込み工程の負担という課題を、当社の加熱撹拌機「ホットミックス」で解決した事例をご紹介します。職人の感覚をデータ化し、未経験者でも安定した品質を再現できるようになったことで、現場がどのように変わったのか、ご覧ください。
導入前:熟練スタッフが仕込みに縛られ、現場が回らない

製造現場において、高い技術を持つスタッフが特定の作業につきっきりになることは、企業にとって大きな痛手です。今回ご相談いただいた洋菓子製造会社様でも、技術を持つスタッフが仕込みから離れられず、現場が回らないといった深刻な問題が発生していました
一瞬のタイミングを見逃せない「つきっきり」の作業
お客様からは、「ロールケーキの仕込みを効率化したい」という具体的なご相談を受けていました。ロールケーキの命である生地のふんわり感を守るため、ミキシングの途中で粉体や液体を数回に分けて投入する作業はまさに職人技です。タイミングがズレると泡立ちや生地の比重が変わってしまうため、作業中は生地の状態から片時も目を離せず、常に気を張り詰めなければならない精神的なプレッシャーがありました。さらに、事前の正確な計量や、ダマにならないよう「粉をふるいながら少しずつ入れる」といった手作業にも多大な時間と体力を奪われます。
ミキサーが回っている間は生地のそばにいなければならず、「自分が休めば今日の製造が止まってしまう」という重圧を常に抱えていました。ベテランの1日の大半が仕込みに消えてしまうため、若手を指導する余裕も、新商品のアイデアを考える時間も取れないという状況に陥っていました。
試してみた結果:当社のテスト室で「いつもの材料」で調理してみた

「機械を変えると味が落ちるのではないか?」「本当にうちのデリケートな生地が再現できるの?」という現場の不安を解消するため、当社の導入テスト室に実際の材料をお持ち込みいただき、調理テストを行いました。
今のレシピをそのまま機械で再現するための「設定」を入念にチェック
ご提案したのは、「ホットミックス THM-100Lヘッド昇降+4連投入機」です。手作業の手間をなくすため、ミキシング中に自動で材料が計量されながら投入される仕組みをご提案しました。自動投入機を搭載することで面倒な事前の計量作業がなくなり、また、「粉をふるいながら投入する」作業も機械で自動化を行いました。そのため、細かな設定項目についても、しっかりと確認を行いました。
出来上がったサンプルの見た目、味、ふんわり感(比重)が「合格」か確かめる
職人の「勘」を機械で再現するために活躍したのが、ホットミックスの強みである「ワイヤレス温度計」による生地の温度管理と、「ホイップセンサー」による比重管理です。 職人の感覚である「空気の混ざり具合」をセンサーが客観的なデータとして逃さず捉えるため、焼き上がったロールケーキのサンプルは、手作りのものと比べても遜色のない見事な仕上がりに!お客様にも「これなら安心して現場を任せられる」と安心していただけました。
導入後:未経験の人でも初日からプロと同じ仕上がりに
テストでご納得いただき、実機を導入しました。これまで人の感覚に頼っていた工程を自動運転に切り替えたことで、単なる「作業の効率化」を超え、工場全体の生産体制が大きく進化しました。
計量・粉ふるい・投入の手間が激減!スタートボタンを押すだけで仕込みが完了
導入後の変化は圧倒的でした。 タッチパネルで作業工程のマニュアル化されているため、メニューを選んでスタートボタンを押すだけ。機械が自動で粉体や液体を計量しながら最適なタイミングで投入するため、事前の計量作業は一切不要になりました。 入社したばかりのスタッフが操作しても「職人と同じ品質」を毎日再現できるようになり、スタッフの教育にかかる時間も大幅に短縮されました。
つきっきりの作業がいらなくなった分、他のラインに人を回せるようになった
最大の成果は、現場に「時間」と「心のゆとり」が生まれたことです。 仕込みの拘束から解放されたベテランスタッフが、他の商品の増産対応や、新しいスイーツの開発など、より売上につながる業務に集中できるようになりました。残業時間の削減にも繋がり、働きやすさも劇的に向上しています。
お客様の声
導入後、お客様からは「スタートボタンを押すだけで仕込みが終わるので、非常に効率が良くなりました!」と大変ご満足いただいており、現在は他の機械の追加購入していただいております。












